4mのヒゴづくり

暖かくなってくると竹にカビが付きやすくなるので、連日ヒゴづくりに追われている。

昨日も、3月初めの間伐で持ち帰った竹の中から4m(11節)程のものを選び、まな板と呼んでいる台の上に乗せて汚れを取る。

竹は遠目で見ていると青々として美しいが、表面は結構汚れていて、スポンジでこすったくらいでは落ちないし、硬いものでこすると傷がつくので、藁やもみ殻、草木灰などを使って根気よく落とすしかない。

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汚れを落とした美しい竹の肌を見ているとサァ割るぞ!とヤル気が出てくるが、割る前の大切な作業として「節削り」を行う。

節削りは、マダケの2つある節の尖った方の先端を竹割り包丁で少しだけ削る作業のことで、このひと手間をかけることで手を傷つけることがなく、編む時に引っ掛かりにくくなるのだが、慣れないと深く切り込んでしまったりするので神経を使うし、11節もあるとシンドイ・・。

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それが終わると、四つ割り用の工具を竹の先に打ち込み、竹をまたいで両手で強く引きながら割っていくのだが、工具をできるだけ竹の中心に打ち込まないと途中でつっかえてしまうので要注意。

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四つ割りを終えるまではハイな気分が必要だが、ここから先は同じ作業の繰り返しになるので気を鎮め、竹割り包丁で半分に割り、さらに半分に割って16本に分ける。

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幅15-16mmになったら、5mm程の厚みに対して皮から2mm程の所に包丁を入れて剥ぐのだが、ヒゴが長いと自重で垂れるので、Ⅴ字の形状を維持するのが難しい。

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剥ぎの作業を終えたら、もう半分に割って32本。

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今度は皮側の厚みを1mm程残してもう一度剥ぎ、もう半分に割ると幅4mm前後のヒゴが64本とれる。

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ここからは治具を使っての仕上げ作業となり、右の治具を使って幅3mmに、左の治具を使って0.8mmの厚みに仕上げる。

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その作業は明日やる予定だが、厚み用の治具は節の部分が通らないので一節づつ治具にかける必要があり、11節×64本×往復で1400回を超える作業と、節を挟んで残ったヒゴを小刀で削る・・という根気のいる作業となる。

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このように書くと「大変な作業やネェー」と言われそうだが、美しく仕上がったヒゴを想像しながらの作業は結構楽しくもある。

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